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Chen, J.; 浅野 雅春; 八巻 徹也; 吉田 勝
Journal of Membrane Science, 256(1-2), p.38 - 45, 2005/06
放射線同時照射法による新しい燃料電池用電解質膜を作製した。電子線架橋したPTFE膜に放射線同時照射法により、プロピルビニルエーテル(nPVE)及びイソプロピルビニルエーテル(iPVE)をグラフト重合させたところ、照射線量とともにグラフト率は、見かけ上直線的に増加することがわかった。また、照射温度を変化させた場合、グラフト反応はそれぞれの沸点付近において急激に進行した。一方、塩化アルミなどの触媒を共存させることにより、グラフト率は顕著に加速された。スルホン化後の電解質膜の特性を調べたところ、イオン交換容量が小さいにもかかわらずナフィオンに同等のプロトン導電性を示した。
E.A.Hegazy*; 石垣 功; A.M.Dessouki*; A.Rabie*; 岡本 次郎
J.Appl.Polym.Sci., 27, p.535 - 543, 1982/00
被引用回数:78 パーセンタイル:95.03(Polymer Science)テトラフルオルエチレン-ヘキサフルオルプロピレン共重合体(FEP)フィルムへのアクリル酸(AAc)の放射線グラフトについて、動力学的研究を行った。グラフト速度の前照射線量およびAAc濃度依存性は、それぞれ0.58,1.25乗であった。見掛けの活性化エネルギーは7.4kcal/molであり、最終到達グラフト率は前照射線量、AAc濃度と共に増加するが、反応温度の増加とともに若干低下することがわかった。また、グラフト速度は膜厚に反比例し、膜厚の増加とともに低下した。この結果は、ポリテトラフルオルエチレン-AAc系の結果と一致する。これらの結果から、本FEP-AAc系において、グラフと反応は膜表面から進行し、モノマーの拡散とともに内部に達するものと結論した。